私が徳島県の南部に遊びの拠点をつくる理由

おしらせ

 

思考を遊ばせることが、本当の遊び

 

遊びといわれて思い浮かべるものは、実は個々人で全然違うんですね。

私が遊びというと、本を読みながらとりとめもないことを考える

「思考実験」であったり、最近は全然できていませんが、

釣りや離島の山歩きといったアウトドアであったり、

子どものころ大好きだったテレビゲームだったりします。

 

また、子育て中の人ならば、子どもと遊ぶことが遊びであったり、

積み木を積んだり、お絵描きするのが遊びだと思うかもしれません。

なかにはお酒を飲んで歓楽街をフラフラ歩いたり、

ギャンブルに興じたりするのが遊びという人もいるでしょう。

 

遊びというとこんなにも多様で、確固たる共通のイメージがあるわけではないんですね。

遊びという言葉から連想する事柄にもアソビ(ゆとり)があるわけです。

 

私は広告を中心とした経営コンサルタントという仕事をしています。

お金儲けは経営者にとって喫緊の課題(すごく大切なこと)です。

なので、すぐに儲ける方法を知りたい、効率的に教えて欲しいといいます。

そういう人の会社は、社員を徹底的に管理して、雑談ひとつ許しません。

結果、社員が機械のようにしか働かなくて、経営も苦しくなっているのです。

 

私はそんな職場を目にすると、社長にこういうことにしています。

 

「一度、どうすれば効率的に会社を潰せるか考える会議を開きましょう」

 

大抵、ギョッとされるか、カンカンに怒られます。

でも、遊びとはそういうことなのです。

「どうすればもっとも効率的に会社を潰すことができるか?」

ということを考えるのは、ありえない思考の遊びです。

 

そこで脳みそが活性化しますし、普段の恨みも晴らせるかもしれません。

そしてなにより、その真逆をやれば効率的に儲かっちゃうかもしれないのです。

自画自賛ですけど、すごいことだと思っています。

これを思いついたのも、本を開いて遊んでいたからこそです。

(私にとって読書は勉強じゃなく、「超」おもしろい遊びです)

 

なによりすごいのは、人間は思考実験でも仕事でも、遊びを取り入れると、

信じられないほど高いパフォーマンスを発揮することです。

この潜在能力を使わない手は考えられません。

 

徳島県を魅力的で創造的な地域にしたい

 

都会なら遊んでいる猶予もないのかもしれません。

本当は遊んだほうが効率的に運べるかもしれなくても、不確定要素が大きくって、

とてもそんなことに取り組めないのでしょう。

 

でも、田舎なら、まだまだ遊びを許す環境があります。猶予があるように思います。

これからの人口減少時代に、地方で、徳島県で、人が少なくても大丈夫なほど創造的で、

息苦しい場所で働いている人が魅力的に感じるほどイキイキとした場所にできる。

そんな確信に似たものが、私にはあるのです。

 

人口が流出するのも、結局は息苦しくても、仕事が大変でも、

娯楽が充実した都会のほうが魅力的だからです。

それなのに、突拍子もないから、前例がないから、遊びなんて気に入らないから、

といった理由で、ますます地方の魅力を奪ってしまうのだけは止めねばなりません。

都会に勝つほどに魅力的な娯楽としての遊びは用意できなくても、

ゆとりとしての遊びなら用意できるのではないかと思います。

 

立派なテーマパークじゃなくてもいいんです。

遊びがあり、仕事があり、仲間がいること。

そんな拠点をひとつ、ふたつと徳島県南部、

阿南市、美波町、那賀町につくりたいのです。

 

計画はたくさんあります。

あとはそれぞれを練り上げて、実行するための人が必要です。

ご興味、ご関心がおありの方、ご協力いただけるかたはぜひ、

私(サトウユウト)にご連絡ください。

 

私は徳島南部を諦めません。

 

現在進行中の企画

・「ご当地プロゲーマー」のためのシェアハウス事業

・民間の図書館カフェ

・アウトドアと空き家を組み合わせた民泊事業

 

いずれも前進させるための企画、運営準備段階です。

ぜひともご協力願えればと存じます。

おしらせ

Posted by サトウ ユウト