境界工事、はじまる

徳島ゲーセンリバース開業記

境界部分を掘り、野積みされた型枠を入れていくところです。

 

境界工事の根切りとコンクリート打設準備がスタート

徳島ゲーセン「リバース」の開業へ向けて、土地を購入したことは以前お伝えしたとおりですが、12月1日、早速土地境界部分の工事がはじまりました。周辺の土地を所有されておられるかたも皆さんとてもよいかたで、境界工事に関してトラブルもなくスムーズに了承、着手と相成りました。

 

ともすれば「自分の土地なんだから自由にできる」と思いがちですが、こういったところも土地購入のうえでは大切な部分で、地域に普段何してるのかわからない不動産屋が生き残っているのも、結局はそういった人と人との繋がりで商売をしているから、なんですね。店(や家)づくりはやっぱり、その地域に詳しい人にお願いするのがトラブルを減らす最短ルートです。土地も建物も、その地域に即した形で進めてもらえますから。

 

もっとも、建物自体はまだまだ先で、今回は境界部分のみ。

根切りというのは、文字通り根っこを切ること。地表面より下に基礎などを打つ場合、穴を掘り、そこに気の根っこなどがないようにすることから根切りと呼ばれます。地下室をつくるような大掛かりな工事だとここからさらに「山留め」といって、掘った土が戻ってこないように板やコンクリートで壁をつくります。

 

次に、ここに境界のための基礎コンクリートを打設します。鉄筋を敷き込み、型枠を組んで、ひとまずはここまで。後日コンクリートミキサー車や場合によっては人力で打設工事を行い、2〜3週間ほどしたら型枠を撤去。埋め戻します。コンクリートは1ヶ月で80%くらいの強度に固まるといわれていますが、重量物を大量に乗せたり、外力がかかるものでもないので、型枠は結構早めにバラされてしまうと思います。

 

なにやら専門的な話になりましたが、まずは土地の形が見えてきました。

たった100坪ほどの敷地。ここに小さなお店と、5〜6台車が停まるだけのこじんまりしたお店を出します。稼働する筐体の数に対して駐車場が小さすぎる気もしますが、私の資力ではこれが限度……。

 

イベントデーなどで駐車場が混み合う場合は、アーバンデザイン株式会社や、今回お店の設計、施工をお願いしているまもる建設さんにご協力いただいて、車で5分ほどのところにある元コンビニ跡地の駐車場をお借りし、そこから乗り合わせてきてもらうことになるかもしれません……。

 

なにかいいアイデアがあればいいのですが。

一番は「めちゃんこ」儲かって、隣に2号店ついでに駐車場を買うという展開ですが、はてさて……。

なるべくご不便、ご迷惑をおかけしないよう配慮いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

工事につきましては近日中に進捗を報告いたします。

それでは!