フラッとゲーセンに行って知らないゲームをやってみるということ

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家にあるゲームとは違うというのが大切なんだ

知らないゲームをやってみるということ

 

家にあるゲームって、自分で気に入って手に入れるよね。

だから棚なり床なりに並んでるんだ。

一方で、ゲーセンとか行くとまったく知らないゲームもあると思う。

図書館や本屋さんで知らない本と出会うように、

ゲーセンでもそういうものに出会って欲しい。

 

「知らないもの」に触れてみることができる貴重な場所が店なんだな。

 

 

 

知らないものに触れられるのが「ゲーセン」

 

自分ができるゲーム、知っているゲームだけを目的に行くんじゃなくて、

案外、遊んでいなかった定番ゲームってのがあるはずだから、やってみる。

テトリスとか変なパズルとか。麻雀牌の絵合わせパズルってやったことある?

 

なんでもそうなんだけど、見ると聞くとじゃ大違い。やると見るのも大違いだ。

デモ画面はよく見るなんてのは、やったうちには入らないんだな。

やってみると、デモではそそられなかったのに、すごくおもしろいってことがある。

ダライアス外伝なんてデモだと超、つまんなそうなんだ。

曲とかボス戦とかいいところがちっとも映らないからさ。

そういうゲームがたくさんある。大魔界村とかもそうかな。

マリオみてーなゲームだろ? と思ってはじめると、これが難しい。

操作性がアレでね。操作性が悪いというよりも、そういう調整になってて

イメージしているほど簡単にはいかないんだな。「うわ、こりゃ難しいぞ」と。

 

やってみることが大事だ。

そういう挑戦ができるのがゲーセンのいいところなんだから。

 

人間、知恵をつけちゃあダメだね

 

でもね、人間情けないことにさ。

ちょっと知恵をつけると、子どもよりバカになっちゃうんだな。

子どもはゲームというだけで割となんでも遊ぶ。

いまの小学生くらいの子もワーヒー2だとか、

ファイターズヒストリーダイナマイトとか遊んじゃう。女の子でもね。

そこに大人の知恵からくる子ども向けゲームなんて感覚はないんだ。

いまだとワンピースじゃなくて鬼滅、みたいなことかな。

大人は首がすっとぶ漫画なんて子どもが気に入るわけがない、

よろしくない、なんて妙な知恵で決めつけちゃうんだな。

 

大人になると、この傾向が強まっていくよね。

人間、知恵をつけちゃダメだ。特にバカになる知恵はダメだ。

 

「スト2はやったことあるけど、餓狼は知らんからやらない」

どちらのゲームを貶めるような意図はないんだけどさ、

大人になるとこういうことが増えない?

知ってるからやるってことは、つまるところできるからやる、だ。

 

「できる」の範囲も大人になるとドンドン狭まってく。

ちょっとでも上手い人が出てきたりすると、自分はできない(勝てない)

からもうやめようって話にしがちだ。それが効率的で賢い生き方だ、

みたいな理屈をつけて納得させてさ。バカになっちゃう知恵だよね。

よろしくない傾向だと思う。

 

こういうのを繰り返していくと、ツマンネー大人になっちゃうんだな。

バカな知恵はつけちゃダメだ。悪い習慣は持っちゃダメだよ。

大人になったせいで、子どもよりできることを減らしちゃいかんよ。

 

できることしかやらないってのは、できないことはやらないってことと同義だよね。

できることなんてさ、オヤカタみたいに中年になってくると、

病気だ加齢だで減ってくわけだよ。ただでさえね。

で、どんどん「知ってるからやる」「できるからやる」の範囲も狭まって、

ついにはツマンネー年寄りが完成しちまう。

ここに新しい文化や傾向に否定的なことを述べて自分を守るようなことを

はじめたら最悪だ。若い奴らからすれば「老害」っていう災害だよな。

たまんねえよな。

 

そんな人間にならないためにもさ、未履修でもなんでもいいし、

何歳からでも構いやしないから、知らないものに触れてみるといい。

ゲームなんて指先一つでできることなんだから、

いきなりフルマラソンをはじめるとかよりも簡単なはずなんだ。

そんな小さな障害にビビってしまうのが「賢い大人」なんだろうか。

 

ま、ゲームをする時点で賢くはないのかもしれないがな。

賢くないんだったら賢くないなりにさ、こざかしく生きるのやめようぜ。

知らないことに挑戦してみるってことだよね。

お店ってのはそういうことができる場所でもあるわけ。

 

知ってるゲーム、目当てのゲームのためだけに行って、

それらがなかったり、遊び相手がいなけりゃ帰る、みたいなのより、

今日は知らないゲームをやるチャンスを得たと思うのもいいかもね。

できることの世界が広がるチャンスだぜ。ホントに。