上海3(Shang-hai III)の基板コンデンサを交換修理する
Shang-hai IIIと書いたらオシャレだな
動作がおかしい上海3基板。
こういうときに完動品を持っていると助かるよね。
オヤカタは棚にしまっておくだけの死蔵コレクションは性に合わないんだけれど、
上海3は何枚あってもいいと思ってて。
事実、複数枚リバースでも稼働させたことがあるし、生きている基板は死蔵させないようにしている。
で、完動品となにが違うかを調べることにした。
まず、完動品のコンデンサを疑う。
こういうときに高解像度な最近のスマホは助かるぜ。
コンデンサを交換していて、それが間違ってるってことがあるからね。
というのも、動作がおかしい基板のコンデンサが、1つだけ色が違ったんだよ。
あと、ボリュームの色がほかの複数基板と違ったから、誰かが直したんじゃないか?
と疑った。だから真っ先に動作品の写真を撮りにいったわけだ。
さっきの画像と同じ場所のコンデンサだ。
動作がおかしい方は黒、こちらは青だ。
このコンデンサの容量自体が間違っていて、なおかつ隣のチップや抵抗と
短絡しているっぽい。
修理しようとしてありもので済ませたのかな?
まあ、それでもいいのかもだけれど、故障したときに元に戻せなくなるから、
できる限り同等品で互換して欲しいよね〜。
というわけで、上海3のコンデンサリストを貼っておこう。
ついているのは全部東信工業の85℃コンデンサだけど、オヤカタは105℃に交換したよ。
Shang-hai III capacitor list (SUNSOFT)
- 16V 470μF *2個
- 16V 47μF *2個
- 16V 100μF *1個
- 16V 10μF *2個
無事に修理が完了して、起動失敗や音の歪み、チラつきなどもなくなった。
上海3が要らなくなったら、オヤカタにくれ!!
そろそろ世界一上海3を愛しているゲーセンのオヤジを名乗れるんじゃねえかな?
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