初心者にオススメできる格ゲー早見表(リバースで稼働することが多いタイトル編)
格ゲー初心者のために
ここでいう格ゲー初心者とはアーケードゲームを遊んだことがないような
レベルの人を指すことにします。
つまり、どのゲームがおもしろいか、自分の好みかの判断基準も持たないレベル。
なので、見た目が気に入ったものを遊ぶのが一番。
……なのですが、実際に見た目で気に入ったものをはじめると、
多くのプレイヤーが3週間以内に折れてしまうんですよ。
リバースで多いのが「スト3」「北斗」このあたり。
そもそもこれらのタイトルは格ゲー経験者でも敬遠するほど難しいのです。
どちらもやる、というか若いころ寝食を惜しんでやったスト3なんかは
格ゲーとして異質で、格ゲーのおもしろさの核心に触れる前に
やるべきことが多すぎて混乱して諦めがちです。
また、そういうゲーム性のため、上級者になにをしても勝てないのです。
初心者が楽しいゲームの要件とは?
まずは動かしていて楽しいこと。思い通りに動くことが大切で、
操作が特殊であればあるほど初心者向きではなくなります。
ブロッキングやアジリティガード、ブースト……
そもそもダッシュや大ジャンプのようなものですら初心者にとっては関門で、
こういった要素が少ないほうが遊びやすいはずです。
システム的なはなしもさることながら、
そもそも「コマンド入力」の問題もあります。
レバーを操作してボタン、という当たり前のことができないと
ゲームに参加できないのでは、格ゲーの楽しさの根幹である
対人戦の終わりのないおもしろさを味わうことができません。
これでは格ゲーの楽しさの90%を捨てているようなものだと思います。
(オヤカタは対人戦以外一切といっていいほど格ゲーをやらない過激派です)
また、ジャンケンを思い起こしていただければと思うのですが、
ジャンケンは達人相手でも素人が勝てる可能性がありそうですよね。
その道を極めていてもコロッと負けることがある。
初心者にとってはそういうものほどヒリつくし、おもしろいわけです。
つまり、ギャンブルに近いおもしろさということになりますか。
この領域にはじめてすぐに入れるかどうか。
例えば、攻撃しないとジリ貧で負けるけれど、攻撃したら空振りしたときに
もっと酷いことになって負けが確定する。
こんな状況は決断を迫られてヒリつくわけです。
反対に、相手にそういう決断を迫る状況をつくれたら興奮するんですね。
有利でも不利でも、リスクを負っている状況の楽しさが格ゲーの魅力。
だとするならば、すぐに遊べるタイトルほど初心者がはじめるには
もってこいだと思うんですよ。格ゲーの魅力がどこにあるのか知ったうえで
もっとややこしいタイトルに移ってもいいと思うのです。
上の画像でいうところの、「すぐに遊べる+立ち廻りゲーム」は、
操作が厄介ではなく、一撃が重たいギャンブル性の高いタイトルです。
冒頭でも触れましたが、本来であれば見た目が気に入ったものを
やり続ければいいわけです。
でも、そのゲームがツラすぎる、合わなかったという人が、
格ゲーに向いてないと決めつけてやめてしまうのはまったくもって
もったいない。
そんなわけで、お節介ながらこんな記事を書いております。
また、家でたくさん練習して実戦に挑むというのが最近は
一般的な流れのようですが、実戦経験の有無は家でやってきた練習を凌駕します。
具体的には家でどんなに華麗なコンボができたところで、
実戦では相手がそんなものを食らってくれないんです。
それで「自分はゲームが上手いはずなのに許せない」などと変にプライドを持って
怒ってしまい、ゲームをやめるというのを何度も見ています。
変な方向に成長する前に対戦ゲーム、対人ゲームの楽しさと苦しさを
順を追って体験して、より楽しい格ゲーライフを送っていただければと存じます。
対人戦である以上、相手がいなければ成立しないんですよ。
相手がいてくれることに感謝したり、相手がやめてしまわないようにフォローしたり、
最低限の礼節を持つこともこれからの格ゲーマーには必要なことだと思います。
徳島ゲーセンリバースでは不定期で初心者対戦会や格ゲー教習所を開いております。
また、格ゲーをやってみたいというかたはぜひオヤカタにご相談ください。
できる範囲でサポートさせていただこうと存じます。
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