スト2初心者攻略「キャラ選び」について 〜スーパースト2X編〜

2022年3月3日スト2, 格闘ゲーム初心者, 攻略スト2, 格闘ゲーム

目次

キャラ選択の基礎知識

  1. 見た目が気に入ったキャラを使う
  2. 触ってみて動きが気に入ったキャラを使う

これが長く続くコツ。

「勝てるキャラはどれですか」をやると、相性が悪く、勝てない相手が出てきた段階でやめてしまう。それはもったいない。スポーツの応援でもそうだけど、好きだから応援する。強い、弱いは二の次でいいと思う。好きだからゲームをする、好きだからこのキャラを使う。それが一番。どうしても辛くなったら、そのとき違うキャラを使えばいいさ。キャラ差で苦しんだり、悩んだりした下積みは、無駄にはならないと思う。

友人にザンギは卑怯といわれて遊んでもらえなくなり、Nザンギ→Dザンギ→D本田と嫌々進んだオジサンからのアドバイスだ。

 

というわけで、さっそくはじめよう。

 

リュウ・Sリュウ(リュウ選択後右右右左小P)

リュウといえば格闘ゲームの基本が詰まったキャラ。移動技やスーパーコンボの真空波動拳があり、あらゆる面で万能なXリュウと、スーパースト2までの性能であるSリュウを選ぶことができる。Sリュウは判定が強くダメージが大きい傾向にあり、昇龍拳が上昇中は完全無敵で当てれば負けないし、波動拳がとにかく速い。S時代ゲームスピードが遅かったのに、それ基準でターボかけてるから弾避けシューティングゲーム状態。それでもXリュウを使うプレイヤーが多いのは、スパコンや各種新規技の性能がよく、使っていて自由度が高いからだと思う。ちなみにSリュウの大足は膝から先にやられ判定がないっぽい。ガイルの中足に一方的に差せる。

 

ケン・Sケン(左左左右小P)

ケンもリュウ同様に基本が詰まっている。ケンのよさは強いところと弱いところがリュウよりはっきりしていて、コンセプトが明確だということか。流れを掴んでから一気の攻めはケンならではで、昇龍拳による暴れも破格に強い。SケンはSリュウ同様判定が強い傾向にあり、波動拳の隙も少しだけ少ない。大足の壊れ判定はそれだけでホンダを黙らせてしまうし、ガイルも苦しめられる。飛び込み大Pも高い打点で出せば引きつけの甘い昇龍と相討ちになったり危険な強さ。飛び込み早出し大P→空中竜巻で荒らしたり、昇龍拳と投げの二択をかけ続けたりと、苛烈な攻めを体現できるキャラだ。血の気の多いプレイヤー向きかもしれない。

 

春麗

このゲームにはまだまだ強いとされるキャラがいるため影に隠れがちだけれど、どの技を振っても、どの状況にあっても、相当に強い部類なのが春麗だ。苦手なのは起き攻めを受けたときくらいで、それ以外の状況はほぼ有利に立ち回れる。レバーを入れながらの中P連打と千烈脚が猛烈な強さで、はじめたばかりの相手とならこれを主体として立ち回りを構築するだけで戦える。飛び込みは近小Pや近中Kで落とす意識があれば、容易に近づかれることもないだろう。

 

ガイル

なんといっても「待ち」が強い。はじめのうちはガードを忘れて余計なボタンや操作をして負けることが多い格ゲーにあって、ゲーム画面をじっくり見る時間があること、正しい癖がつきやすいことなど、初心者が使うにはもってこいのキャラだと思う。もちろん、見た目が気に入った等があればであって、リュウやガイルを使え! なんてことはいわない。じっくりと立ち回り、延々としゃがんでいられる忍耐も求められる。(Xガイルは自発的に結構動けちゃうけどね)

 

ダルシム

初代から弱かったためしがないといわれるくらいのキャラ。強さのヒミツは唯一といっていいほどのリーチの長さ。相手がなにもできない距離から攻撃できるというのはやっぱり強みだ。もちろんその手足に攻撃を当てられることもあるけれど、それは強さゆえの悩みの範疇だと思う。アウトレンジで戦って、必要に応じてドリルなどで移動してはヨガファイヤー。火力が低いかといえばそんなことはなく、屈指のダメージ量に近距離戦もこなせ、投げ間合いの広さや起き上がりの変な判定、リバサテレポで隙がない。最強候補の一角。

 

ブランカ

長い手足の野生児。案外電撃を使う場面はない。通常動作はそこまではやくないが、トリッキーな動きと技を持っているために相手を終始ゆさぶりながら戦える。ただしトリッキーキャラでありながら溜めキャラであること、技の判定自体は強いものと弱いものが混在しているために状況を把握して動かなければならない。しかし慣れていない相手には一方勝ちできるループ性を持っている。慣れた上級者とやりあったときに真価が問われるキャラだと思う。

 

ホンダ

鈍重キャラの代表格。飛び道具にめっぽう弱く、判定も弱い。スタイルとしてはダメージ覚悟で強引に打開していく場面が多く、一度でも流れが不利になれば勝ちは見込めない。見た目に反してパターン化されないよう読み合いへ引き摺り込むコントロール力や相手を黙らせる圧力、バクチ一発でひっくり返されないための繊細な立ち回りが求められる。

 

ザンギエフ

極北のサイクロン。当て投げスクリューが代名詞。格ゲー初体験では1回転が鬼門となるだろうが、そのパワーや魅力は計り知れない。初代スト2以降ハメにくくなってきた一方で、ワンパターンで処理されるハメられ状況も減る調整を受けた。転ばせたら独壇場というプレッシャーでこじあけていくストロングスタイルが魅力。みんなあまり使わないけれど、立ち中Kのミドルキックがメチャメチャ便利。普段はこの間合いの維持がキモだと思うぞ。

 

ディージェイ

強化版ガイルとの呼び声高い即死キャラ。ガード方向を揺さぶる攻撃からのマシンガンアッパーで気絶させ、もう一度入れれば即死……ということも。技自体のリーチは短めであるものの、判定は猛烈に強く、気絶値も破格に高い。ただ、ガイルとやっていれば弾の性能など、単純な強化版ではないことがわかるはずだ。しかし強い技はたくさんあるので、相手の行動を先読みして置いておく形になる。気軽に振っていい技は屈中K、中Pくらいだろうか。

 

フェイロン(左左右右小P)

テクニカルキャラの代名詞。華麗な演武で敵を討つ。烈火拳や烈空脚などの技から一気に試合を決められる。知識と練習量で様々な状況に対応できるのが魅力。テクニカルキャラなのになにをすればいいかわかりやすいもいい。もっとわかりやすいのはSフェイロンで、中足烈火、中P烈火でどこからでも4割。シンプルなので対策も単純になってしまうが、歩く速さもあって相手にすると誰もがすぐに対応できるものでもない。

 

ホーク(右右左左小P)

当て投げからのハメキャラとしてはザンギ以上か。1回転投げと無敵対空技(昇龍拳)を同時成立させることができるので、理論上つかめば負けない(と思うことにしよう)。いかにしてハメてしまうかを追求していくキャラ。もちろん中級以上を目指すなら、ハメなくても勝てるようにいろんな部分を伸ばす必要があるし、伸ばせるポテンシャルがある。単に判定で押し勝ちたいならSホークという手もある(おそらくSのほうが相当強い)

 

キャミィ

劣化春麗といわれるキャミィだけれど、とんでもない。キャミィ特有の強みが屈中Kとフーリガンにある。ただし、それよりも大切なのが「距離感」だと思う。ハッキリいってこれが掴めないとキャミィで戦うのは難しい。しかし、自分の距離感と相手が認識している距離感をすりあわせられれば、ぶっ壊れ判定で相手を黙らせることができる。波動や昇龍、サマソなど、高性能な必殺技に溺れてしまうようなら、強い部分と弱い部分が明確なキャミィも悪くない。試合をコントロールする姿はまさに「職人」。デジタルに試合を組み上げる楽しさや、キャラ萌えで選ぶなら止めやしない。

 

バイソン

暴力装置。

 

バルログ

好きにしろ。

 

サガット(上下下上小P)

サガットを使うならSサガットだと思うけれども、Xだって楽しいし、Xのほうがやりがいがあるかもしれない。上下段のタイガーショットは使い方が難しいものの、上タイガーは飛び上がりをひっかけさせ、下タイガーは下段ガードを強要させることができるので、その特性を理解して戦えば相手を地上に張り付けておける。コントロール能力が試されるキャラ。

 

ベガ

これまたやりがいのあるトリッキーキャラ。それでいて1度のチャンスから即死させられる力も持つ。地上では比較的強みのある中距離戦をしつつ、1チャンスをものにするなら相手をいかに転ばせるかに特化して立ち回るのがいいかもしれない。苦手キャラが乏しいというのも通好みなところ。

 

豪鬼

最終手段。ガードしたら終わりの灼熱波動拳が魅力。

魅力?

 

CPU戦攻略動画あるよ!