はじめてゲームセンターで遊ぶ人のために

2020年6月18日ゲームよもやまゲームよもやま

目次

ゲームセンターに行ってみよう

まずはお店に出かけよう

 

当たり前だけれど、お店に行かなければはじまらない。

お店に行くんだ、ゲームをするんだと決断して実行すれば、

ものごとの半分は済んだも同じだ。それくらいこの一歩目ってエネルギーがいる。

踏み出そうというキミはそれだけで立派だぞ。

 

 

お店についたらどうするか

 

はじめてのお店に着いたら、自分が遊びたいゲームがあるかチェックしよう。

今後も継続して遊びに行こうと思っていて、チェーンなどではない

個人経営のお店などであれば、店内を見てまわる前に店員さんと仲良くなってもいい。

これ、非常に重要だよ。

はじめに挨拶しておくべきところで挨拶しないと、5年、10年と口をきかない

なんてことがゲーセンではよくある。これって本当にもったいない。

ひとりで完結する遊びをしに行く場所ではないと思うから、隙あらば勇気を出して、

店員さんやプレイヤーと仲良くなっておくといい。

居心地という面でも全然違ってくるからね。

 

遊びたいゲームを見つけたら?

 

プレイ料金をチェックしよう。

1CREDIT(クレジット)○○円などと書いてあるはずだ。

1クレジット(1クレ)とは、ゲームが終わるまでの単位のこと。

基本的に負けてしまうか、エンディングを見ると1クレジット使うことになる。

1クレ100円と書いてあれば、1回100円ということで、

100円2クレと書いてあれば、100円で2回プレイできるということだ。

大抵のお店には両替機があるから、プレイ料金に沿った小銭や電子マネーを購入しよう。

ワンポイントアドバイスとしては、小銭を用意して行くとお店としては助かる。

また、それが面倒な場合はなるべく少額紙幣(1000円札)をたくさん用意しておこう。

お店によっては高額紙幣の両替機を持っていないところもある。

このあたりは助けあいだ。最近は銀行の両替にも手数料がかかるからね。

両替したぶんは使い切るとか、小銭を持参してお店に行くのはとってもいいことだ。

夜の営業が主なゲームセンターは小銭が切れても銀行は開いてないから両替できない。

小銭を持っていくだけで、キミはゲーセンを救っているんだ。

 

いざ、ゲームをプレイ!

 

さあ、席についたらゲームを遊ぼう!

誰も遊んでいなければ、基本的に1P(1プレイヤー)側と表示されているほうに座って

お金を投入し、スタートボタンで開始だ。古いゲームは2P側からはスタートできない

ものなどもあるから、区別がつかないときは1P側でスタートするのが鉄則。

また、複数のゲームが入っているビデオゲーム機の場合、

ゲームを選んでからお金を入れる、お金を入れてからゲームを選ぶなどのステップがある。

よくわからない場合は店員さんに聞いてみよう。

なにも恥ずかしいことはないし、ゲームが好きだからお店をやっている人が大半だから、

「超初心者」とわかるだけでよろこんで教えてくれるはずだ。

 

プレイのマナーについて

 

当たり前だけど、ほかの場所でもやっちゃいけないことはやるな、ということだ。

大声を出したり、機械を叩いたり、悪口をいったり、待っている順番を守らなかったり。

このほかにゲームセンター特有のルールとして、

連コ禁止とプレイしないのに席に座ってはいけないというものがある。

連コとは、連続コイン投入のことだ。つまり、ゲームが終わったにもかかわらず、

待っている人がいるのに再度お金を入れて遊びはじめること。これはタブーだ。

周囲に待っている人がいなさそうでも、一応席を立っておこう。

それでも誰もこなさそうなら再度プレイするといい。

これはひとりのときも仲間と遊ぶときも同様だ。

数人で台を占拠して、人は変わるけれども実質自分たち以外は遊べない状態にすることは、

連コのなかの「まわしプレイ」になってタブーになる。注意しよう。

また、プレイしていないゲーム機の席に座るのもダメだ。公園のベンチじゃないからね。

遊びたいなら「どいてくれ」といいにこい! なんて人もいるけれど、

そんな勇気がある人は稀だよな。ましてやドキドキの初ゲーセンや初心者に、

「どいてくれ」なんていう心の余裕なんてないよな。

だから、将来キミが席を占拠する側にならないようにしないといけない。つまり、

すぐに座りたくならないよう、アーケードゲーマーは足腰を鍛えておかねばならない!

のである。

 

実は使える大会参加

初プレイでも大会に出てみよう

 

初めてのお店や初プレイでも構うことはない。お店が大会やイベントをやっていて、

参加条件を満たしているなら、さっさと大会に出てしまうことだ。

参加条件というのは、相当上手い人じゃないと出ちゃダメとか、

仲間内の大会だから部外者禁止! みたいな特殊なものを除けば、大概満たせる。

で、どうしていきなり大会なのかというと、顔見知りが増えるからなのだ。

大会の運営には、お店の人かそのゲームに詳しい人が携わる。

つまり、中核的な人に顔を覚えてもらえたり、教えてもらえるチャンスだということ。

一番はじめのキッカケを失って、なんか声がかけづらい……なんてことになるくらいなら、

一発目から大会やイベントに出てしまうことだ。これが楽かもしれない。

うまくいけば、コミュニティのなかに紹介してもらえるだろうし、

その先もずっとスムーズに運ぶと思われる。オススメだ!

 

ゲーセンで遊ぶなんて、とってもカンタンだ

 

以上、ゲーセンでビデオゲームで遊ぶ場合のはなしをさせてもらったわけだけど、

遊び方の基本構造は40年前のインベーダーゲームの時代から変わらない。

誰にだってすぐにできる。な〜んにも怖くない。

ま、事前に調べて怖くなさそうな店を選ぶというのも手だけどね。

自分は怖くない店ってのにしたいと常々思っていて、人が怖い遊び場なんて

あんまり価値があると思えないし、どこかビクビクしながら遊ぶなんて

本当に楽しんでいるとはいえないだろうしね。

 

ほとんどのお店は昔のような不良の溜まり場じゃなくなった。

チェーン店ならチェーン店としてのしっかりしたビジネスライクな対応があるし、

個人店なら個人店らしいハートフルな運営があるだろう。

どちらにせよ90年代までのような魑魅魍魎、悪鬼羅刹はほぼ駆逐されているから、

年長者がいうような「危ない場所」ではないんだ。

だから、勇気を持って遊びに行ってみよう。

どうしても恐ければ、日中に行くといい。

お客さんが少ないからお店の人のサポートも受けやすいからね。

 

というわけで、今日からさっそく、楽しいアーケードライフを送ってくれ!