S本田の遠距離キック(オカマ蹴り)3種について
S本田の3種類の遠距離キックについて
検索のために俗称をあえて使用していますが、
時代的に「オカマ蹴り」という名称も使えなくなっていくのかと、
正しさの追求の必要性と不自由さを同時に感じる2019年の師走。
元々どこがオカマやねんと思っていたのでアレですけども、
この冬、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
本記事は2008年ごろに書いた攻略記事からの一部抜粋です。
今回取り上げるのは「S本田の遠距離蹴り」についてとなります。
S本田の遠距離キック(オカマ蹴り)の性能について
S本田の遠距離蹴りは小中大の3種類あり、すべてダウン性能がある恐ろしい技です。
また、前提として「すべて発生は同じ」っぽいということです。
これは対戦しているとわかりにくいことで、いまでも半信半疑ですが、
小中大で出が違うように感じるのは、戻りの差とスローによるもののようです。
つまり、出は同じで戻りが違うなら、その差を活かす「固めと投げ」戦法か、
「使いやすい中だけ」戦法が効果的ということです。ざっくりまとめておきます。
- 小:戻りが速く、短く、攻撃判定よりやられ判定が前に出ている!
- 中:戻りが速く、長く、ガードさせて有利
- 大:戻りが遅く、中より10〜15ドットくらい長く、ガードさせて不利
こうして見ると、使いやすい中を振っていくのがいいということになります。
ただ、小を牽制気味に振りながら接近したり、
遠距離で接近を嫌って波動を撃つ相手に相討ち狙いの大を食らわせるというのも
戦法として成立するので、地上に釘付けにするために、個人的には小Pよりも
積極的に振り回していきたい技です。
なお、小は近い距離にいくと認識範囲の問題で近距離小Kになるので、
乱戦の暴れで押してダウンをとるということはできません。
本田の通常攻撃で一番出が速いのはこの近距離小足で、4Fか5Fです。
普通のキャラと暴れあうとまず負けます。
相撲キャラなので手のほうが器用かといえばそうではなく、足のほうが速い。
生命線の立ち小Pは5Fか6F、中Pは7か8Fで、親の総取りが6Fくらいですから、
発生面では中Pより親の総取りのほうが優秀ということになります。
本田でそんな状況がどれだけあるのかって話ではありますけどね。
脱線したので戻しますと、S本田は下段を意識させられるキャラです。
それだけに、投げ勝負に持ち込むシーンは多くなります。
X本田のように張り倒してどうにか「壊す」キャラではなくて、
やっていることは至極単純なのに、小さな有利を積み上げられて、
気がつけば追い込まれているという達人的なキャラといえます。
優秀な張り手にばかり目がいきますが、本当に優秀なのはこのオカマ蹴りからの
地上戦と、相手が嫌がったときにどんな選択肢を取るか見極める判断力が、
S本田の強みを引き出すのですね。
実に職人気質。強化版ブランカです。
とはいえ、下段ばかり意識していると、飛び込みにやられますので、
そのあたりは適宜対応が必要です。
飛んできたら弱どすこいか、前に歩いてごっつあんチョップを食らわせて
やりましょう。
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